申込書に記載する配偶者欄、専業主婦(夫)の人の場合はこの欄を記入する方が大多数だと思います。収入がある人の情報を記載するわけですから、その分審査に通過しやすくなります。

しかし、意外なことにこの配偶者欄を記載したことで、審査に落ちてしまったということもあるのです。この様に自由記載の項目の中でも記入する人が多い配偶者欄の利点と不利になる点について、そしてパートナーの情報を借りてご自身で申し込みをする際に留意しておきたいポイントをご紹介します。

▼審査に通る確率が高くなる配偶者欄を記載することのメリット

多く見られるのが、女性の場合は家事や育児に専念される方も多くご自身の収入が減りますよね。その様な方の場合、配偶者欄を埋めることで配偶者の情報で審査することができ、世帯の収入で融資を受けることができ、大きな利点になりますよね。

▼独身や一人暮らしよりも、配偶者ありの方が信用度が高い!

各金融機関で審査基準は異なりますが、その中でも「一人暮らしよりも家族と同居している」「独身よりも配偶者がいる」という方が明らかに審査に通りやすくなります。

女性であれば、職業欄で主婦やパートと記入をすることで既婚者であることは予想がつきます。男性であれば、配偶者ありとするだけでも信用度が変わってくるのです。

とはいえ、虚偽の記載はいけませんよ。人にはよりますが、男性と比較しても女性の収入は少なめですよね。また、結婚や出産で退職したり、パートタイムに切り替えるなど収入に変動があるのがほとんどです。

その様な場合は、個人での収入よりも、世帯(家族)の収入で返済可能かどうかを判断されるので、その分審査を通過しやすくなるのです。 

▼配偶者の収入で審査されるので高額融資も可能に?

専業主婦(夫)だと、パートナーの収入のみですよね。そうなると、個人収入がゼロということでキャッシング利用はかなり難しくなります。誰が考えてもわかる様に、安定した収入のない人に融資をするというのは考えられません。

審査に通る可能性はほとんどゼロなのです。(こちらから参考ページへ→無職での借り入れは可能?)その様な方に嬉しい情報が、配偶者欄なのです。

そもそも専業主婦ということは、配偶者が家族を十分に養えるほどの収入を得ているということですよね。その様な収入がある世帯には融資の額も高額融資が可能かもしれません。

意外にも専業主婦の方が配偶者欄で最も得しているかもしれませんね。そんな嬉しい効果のある配偶者欄ですが、この欄を記載したことが原因で審査を通過できなかったという方もいます。

専業主婦で初めてキャッシングに申し込んだという方であれば、収入がないので審査に落ちることは見当がつきますよね。そして、収入があれば審査には通過できる可能性も高くなります。それであれば、配偶者欄を記入した申し込みで落ちた場合には、配偶者に落ちた要因があることがほとんどです。

配偶者の収入を頼りにして申し込んだわけですから、審査の対象は必然と配偶者に向きます。申し込み者本人も審査対象なのはいうまでもないですが、パートナーも調査対象とされた審査で通らないのは、そのパートナー側に通過できない理由があるのも当然のことです。

配偶者の収入を頼りにして審査に申し込む際には、配偶者の借入状況や、過去の事故情報(延滞など)がないかなど確認しておきましょう。また、総量規制も配慮し、他者での借り入れ額が年収の3分の1に引っかからないか、新規に申し込みをすることで超える可能性はないか、その様なことがあれば、事故情報がなくても審査に通ることはできません。

この総量規制は、消費者金融から融資を受ける場合に借り入れ総額が年収の3分の1未満であることが定められたものですが、銀行での借り入れや、住宅ローン、目的別ローンなどは適用範囲外ですのでご安心ください。現在の融資総額が3分の1未満であっても、希望借入額が規制額の限度に近いほど審査は慎重に行われます。

そうなると、3分の1を超えていないのに審査に通過できなかったということもありますので、キャッシングは計画的に行いましょう。仮に別の名義で申し込みをしても、配偶者の収入を頼りに審査をする場合には、やはり配偶者の信用情報も見られますので、名義が異なっていても、配偶者が融資を受けるということと同じであると考えましょう。

また、他社からの融資が全くなくとも、希望借り入れ額が高額になればなるほど、当然審査は慎重に行われます。配偶者の収入を頼りに返済を見込めたとしても、家計に無理が生じないよう、欲を出しすぎず借り入れする様に心がけましょう。

▼配偶者名義のカード会社への申し込みは避けるべき

配偶者欄を記入して審査に落ちる理由の一つに、配偶者が所持しているカード会社に申し込みをした場合です。配偶者が既に利用しているカード会社であれば、自分が同じ会社から借り入れするのはできないと思いましょう。

利用していないカード会社への申し込みであっても、既に他での借り入れがあるとすればそれでも審査はスムーズにとはいきません。それが、同じ会社内ともなれば、更に審査は厳しくなるものなのです。