過払い請求は完済から10年以内であれば可能なのか

過去に消費者金融からグレーゾーン金利という高い利息でお金を借りていた方は、手続きすると払いすぎた利息分が戻ってきます。

この手続きのことを過払い金請求と言いますが、時効がある点には注意が必要です。

今回は意外と残り時間の少ない方が多いであろう過払い金請求の時効について、紹介していきたいと思います。

○ 過払い金請求の時効は完済後10年?

過払い金請求の時効は10年となっており、時効を過ぎると払いすぎた利息は戻ってきません。

既に何年も経過している方は、早めに行動を起こすことが大切です。

過払い金請求の時効がいつからカウントされるのか、以前はハッキリしていませんでした。

お金を貸している消費者金融は過払い金が生じてから10年、過払い金請求を行う弁護士や司法書士は過払い金があることを分かってから10年と、お互いに主張が食い違っていたのです。

この主張の食い違いは、最高裁判所の判決により、最後の取引から時効がカウントされると決着がつきました。

つまり、完済後10年以内に過払い金請求を行えば、払いすぎた利息が戻ってくるということです。

2008年1月10日が完済日の場合、10年後となる2018年1月10日が時効となり、それ以降は過払い金請求ができなくなります。

したがって、2018年1月9日までに過払い金請求を行うことが必要です。

○ 現在は過払い金が生じない

2010年6月の改正貸金業法の完全施行によってグレーゾーン金利は廃止となりました。

現在は消費者金融からお金を借りても、過払い金が生じることはありません。

2010年5月にグレーゾーン金利でお金を借り、2010年10月に完済した場合の時効は2020年10月となります。

グレーゾーン金利が廃止された2010年6月から10年ではなく、完済日から10年で時効となりますが、既にグレーゾーン金利が廃止されてから何年も経過している状況です。

払いすぎた利息を取り戻せる残された期間は、それほど長くはありません。

○ まとめ

2010年6月より前に消費者金融からお金を借りていた方は、過払い金が生じている可能性も多分にあるので時効になる前に調べてみるのが良いと思います。
ただし、完済後10年という時効には注意して下さい。

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